妊娠糖尿病②
前に、妊娠糖尿病のお話しを、しました。
その次のお話し
治療はほとんど食事と運動治療が、中心です。必要に応じて薬物治療も、おこないます。
使われるのは、インスリン注射に限られるのがほとんど。
インスリンは、胎盤を通過できないので、お腹の赤ちゃんへの影響は、ないでしょ。
注意する事は、
①過度の体重増加(赤ちゃんの為と食べ過ぎる人が多く、肥満によってインスリンの働きが低下する、すい臓にてインスリン製造が間に合わない、すい臓の負担増)
②食事の好みの変化(つわりなどで、食事の好みが変わり、食事後血糖が上がりやすい食べ物・飲み物を好んでとったり、高エネルギーの料理や果物、ジュース、お菓子などの摂り過ぎには注意)
③不規則な食事時間(食事の時間が不規則になると血糖値が乱れやすくなる。)
妊娠糖尿病の発見が食生活の改善するきっかけになり、安全に出産した人は大勢います。
大切なのは、妊娠糖尿病を放置しないこと!
元々、糖尿病の方が、妊娠した場合は、妊娠糖尿病ではなく、「糖尿病合併妊娠」といいます。
特に注意が必要なのは、妊娠早期でこの時期の高血糖は胎児(赤ちゃん)の発育に悪影響を及ぼすことがあります。
糖尿病の方が、妊娠・出産を希望する場合は、きちんと治療を受け、血糖値よい状態にしてから計画妊娠がすすめられます。
しかし、赤ちゃんは、神様の授かりものなので、治療・生活習慣を、しっかりしましょう。