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糖尿病とイノシトール

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糖尿病とイノシトール
 
 
イノシトールには、10種類の仲間の存在があり
 
特に、糖尿病と関連して重要なイノシトール異性体は、ミオイノシトール、ピニトール、カイロイノシトールの3種類です。一般的にイノシトールと呼ぶ場合は、ミオイノシトールの事を指しています。
 
イノシトールグルコース同様に糸球体より排泄され、尿細管で再吸収される性質を持っていますが、尿細管におけるイノシトールの再吸収はグルコースと競合してしまう

高血糖で尿糖が存在する場合
グルコースとの再吸収に負けて体外へ排出されてしまいます
その結果、体内でイノシトール欠乏が発生し、神経伝達経(痺れなど)に悪影響を及ぼすと考えられている
 
また、糖尿病ではポリオール代謝異常によるソルビトール蓄積によって、神経組織のイノシトールが欠乏します。

高血糖状態は
慢性的なイノシトール不足を発生させやすく、結果、
糖尿病性神経障害(痺れ)のリスクが上昇する
私の担当でも足・手の痺れなど困っている方が多くいます
医者さんはよくビタミンを処方していますね、ですが結果は、良くならないのが現状(私の経験上)