外から聞く心音の秘密
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「日々の対策が健康への近道」~
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≪体の中で起きている精巧な機能について自覚したり考えていきましょう≫
【心臓と血液循環】
私たちは、アメーバやゾウリムシのような単細胞生物(1つの細胞だけで生きていける)ではなく、およそ60兆個とも言われる細胞が寄り集まった多細胞生物です
≪心臓は、血液循環の中心を担うポンプ機能の役割≫
役割の違いから、心筋の厚みは「心房」よりも「心室」の方が厚くなっています
心臓の鼓動を感じたり、心臓に聴診器をあてると聞こえる「ドックン・ドックン」という音(心音)は何のサインなのでしょうか?
実は、前回の「弁」が閉じたり開いたりした時に発する音なのです
主に聞こえるものは、
心室が収縮を開始する時に房室弁(僧房弁と三尖弁)が閉じる音(1音:「ドッ」の部分)と
心室の拡張が始まる時に動脈弁(大動脈弁と肺動脈弁)が閉じる音(2音:「クン」の部分)で、
1音と2音の発生にはわずかな時間差があります
「ドックン」の後に「シュー」という音は、血液が逆流している可能性もあります
また、豆知識
両耳を塞いだ時、「ごー、ごー」と聞こえると思いますがこれは、血液が流れている音
試して見て下さい(笑)