「心筋の細胞は再生しない」しかし、心筋の中にも増殖能力を持つ物のが、存在する事が解ってきた！がしかし・・・・
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
～「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」～
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≪体の中で起きている精巧な機能について自覚したり考えていきましょう≫
【心臓と血液循環】
私たちは、アメーバやゾウリムシのような単細胞生物（１つの細胞だけで生きていける）ではなく、およそ６０兆個とも言われる細胞が寄り集まった多細胞生物です
【心筋の細胞は死ぬまで生まれ変わらない！？】
「心臓ガン」という病名を聞いたことはありますか？おそらく、ほとんど耳にする事はないと思います、どこか不思議な感じがしませんか？
これは、心臓のほとんどを占めている「心筋」の特徴が関係しています
前回述べたように、「心筋の細胞は再生しない」ことは、長い間定説となっていましたが、近年の医学の進歩により、心臓についても今まではあり得ないと思えることが分かってきました。
実は、心筋の中にも増殖能力を持つ「心筋幹細胞」が存在する事が解ってきました。
ただし、その割合は全心筋細胞の０，１％以下しかないため、障害された心筋細胞を再生する事は、現実的にはまだ難しい状況です
今後、こうした研究やiPS細胞（ヒトの皮膚などの細胞に数種類の遺伝子を入れて人工的に作りだす万能細胞）のような理論や技術の開発が進む事で、心臓の再生医療も飛躍的に進歩する事が期待されます
心臓の為に、綺麗な血液が必要！
