肝硬変の主な合併症・治療法
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」~
【肝臓について】
肝臓が500以上の化学反応を起こして、私たちの生命を支えてくれる重要な臓器で、生体の化学工場に例えられています。
日々黙々と休むことなく働き続け、多少無理をしても痛みなどの症状が出にくく、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
肝臓の働きについて
肝臓の働きは、大きく分けて{①代謝・②解毒・③胆汁生産}の3つに分かれます。
肝 硬 変
肝硬変は、肝臓が委縮して硬くなり、ツルツルとした滑らかな表面がデコボコになった状態です。
肝硬変の主な合併症
黄 疸
胆汁色素であるビリルビンの代謝が出来ず、白目の部分や顔色が黄色っぽくなる
腹 水
血漿が血管の外にもれ、おなかに水が溜まる
肝性脳症
肝臓の解毒作用が低下し、血液中にアンモニアが増え、脳の中枢神経に障害を起こします
(治療法)
治療には、肝硬変の原因となった病気の治療を基本として行い、合併症などがある場合には、その治療も行います。
日常生活では、禁酒と栄養価が高くバランスのよい食事を心がけます。
肝臓の機能が低下すると、栄養素の取り込みが上手くできなくなるため、栄養バランスに気をつけることが大切です
日頃から、肝臓の為に酵素を取り入れましょう。
栄養素を分解・合成をする為に。
サプリなどで栄養素だけをとっても、酵素がなければ体には入りません。
体には栄養素が必要です。