肝臓の検査 血液検査 AST・ALT 酵素のチェック
肝臓の検査
①血液検査
②ウイルスマーカー検査
③超音波検査(エコー検査)
④CT・MRI検査
⑤肝生検
⑥腹腔鏡像
今回は①
①血液検査
血液検査で特に注目したい検査項目!!
肝細胞中に存在する酵素であるAST・ALTの値です。
これらの酵素は、肝細胞の壊死により、肝細胞中から血液へ流れ出します。
*簡単に言えば、血液に存在しない酵素がある事は、肝臓がダメージ(病)に冒されている証明ですね
どちらの酵素もほとんど同じ働きを持ちますが、ASTは、肝細胞以外の心臓や手足の筋肉などにも存在しています。その為ASTの数値が高い場合でも一概に肝疾患であると断言出来ず、心筋梗塞・筋疾患・溶血などの可能性も考えられます。
また、γーGTの数値上昇は、肝臓の解毒作用が低下している事を意味します。
γーGTは、アルコールの摂取に敏感に反応する酵素であり、アルコール性肝障害の場合には、数値が単独で上昇します。
健康の基本は酵素です