腎臓など気を使っている方必見! 【BUN 尿素窒素について!】
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」~
腎臓など気を使っている方必見
【BUN 尿素窒素について!】
基準値:8,0~23,0mg/dL
血液は身体のいたるところから老廃物を収集してきて、 「腎臓」 でろ過します。
すなわち、体に必要なものは再び血液の中に取り戻し(再吸収)、不要な老廃物は水分と一緒に尿にします。
その老廃物の1つが「尿素」です。
ヒトがタンパク質などから取り入れた窒素のうち、必要以上にある過剰分は尿素に加工され老廃物になります。
窒素の過剰分を加工する工場は、 「肝臓」です。
そして、腎臓でろ過され尿中に排泄された成分の半分は、尿素なのです。
肝臓の機能が低下すると血液中の尿素の量は減り、
腎臓の機能が低下すると血液中の尿素の量が増えます。
「数値が高いときに考えられる病気・状態」
{高頻度で認められる病気・状態}
・40mg/dLを超える場合は、「腎不全」を考えます。
・100mg/dL以上では、「尿毒症の起こる可能性が高い」と考えます。
{特に重大な病気・状態}
腎臓以外の病気
・脱水症状
・重症心不全
・大量の消化管出血
・甲状腺機能亢進症
・悪性腫瘍
・感染症
・タンパク質の取り過ぎ
尿管閉鎖、膀胱腫瘍などの閉鎖性尿路疾患があると、溜まった尿中の尿素窒素が血液に逆流して高値になります。
腎臓の病気:
・腎炎
・尿毒症
・腎結石
人間の体は、入り口=出口が重要!
入り口=肝臓
出口=腎臓
だから「肝・腎かなめ」です
肝臓・腎臓の機能を低下させないために!
分解・合成が出来る酵素を毎食飲みましょう。