心電図の見方説明 不整脈を見抜く!
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」~
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≪体の中で起きている精巧な機能について自覚したり考えていきましょう≫
【心臓と血液循環】
私たちは、アメーバやゾウリムシのような単細胞生物(1つの細胞だけで生きていける)ではなく、およそ60兆個とも言われる細胞が寄り集まった多細胞生物です
【見逃すな!異常のサインは波形に現れる】
≪不整脈には様々な種類がある≫
刺激伝導系の電気信号が伝わるリズムが乱れたり、一般的に拍動の速さが1分間に100回を超えたり60回未満になったりする事を「不整脈」と言います
《心電図の見方説明》
●P波
心房の電気的興奮
●PQS波
電気刺激が洞房結節から心室に伝わる時間
●QRS波
心室の電気的興奮
●ST部分
心室興奮の極期
●T波
収縮した心室の電気的興奮が回復する時期
●QT間隔(時間)
心室が興奮してから回復するまでの時間
●U波
プルキンエ線維の電気的興奮が回復する時期
(出現しない事もある)
各波の出現の有無や各波の間隔、波形の異常の有無、電位差の大きさ(縦軸)などをチェックして、心臓の疾患に特徴的なポイントが確認できるかどうかを判断します