睡眠は何のためにあるのか?「脳と体の休養」
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」~
「脳と体の休養」
素朴な疑問?
①睡眠は何のためにあるのか?
睡眠中は何もしていない時間だと考えている方もいるとかもしれませんが 「脳と体の休養」 と 「脳内情報のコントロール」 という2つの重要な働きがあります。
「脳と体の休養」
哺乳類や鳥類などの恒温動物(コウオンドウブツ)は、外部からの情報を処理し、体をより上手く働かせる為に大脳を発達させました。
しかし、大脳は多くのエネルギーを消費する機関の為、脳と体の機能を維持・管理するためには、休息が必要不可欠となりました。
これが睡眠です
私たちは進化の過程で、体が休む時間に大脳を休息・回復させ、必要な時に高い機能状態の覚醒を保つ能力を持つようになりました。
つまり、高等な哺乳類にとっての睡眠は、体を休めたり、大脳の活動を低下させることで休息させるシステムであると考えられています。
このシステムを作動させるためには、深部体温を積極的に下げることが必要となります。
「深部体温とは?」
内臓や脳など体の内部の温度を指します。
そして体内の温度が下がると、代謝が下がり、休息状態に入ります。
人間は、手や足の先から熱を逃がすことで、体内と脳の温度が下げり始め、だんだんと眠くなることが解って来ています。
赤ちゃんやお子さんの手足が温かくなると、眠りのサインもこのシステムが働いているものです。
このことから冷え性で手足が冷たくなりやすい人や糖尿病などで血流障害が起きている方などは、熱をうまく逃がすことが出来ずに、不眠になりやすいと言われています。
1日の中での眠気の変動は体内の温度と連動しています。
徹夜で帰宅した後に昼間に眠ろうとしてもぐっすりと寝れないのは、昼間なので深部体温が上昇しているからです。
時差ボケもこれと同じ理由
また、昼間なのに眠くなるのは、深部体温が下がっている時に当たるからです。
不眠症は、これだけでなく、ホルモンの分泌も関わっています。
活性酸素が多くなると、肌荒れ・便秘・血管をも老化促進になります、
活性酸素を出ないようにしましょう
~健康な体の進め~
体は、食事(口にする物)で作られています。
しかし、ここが落とし穴
食事などで得た栄養素は、口にしたからと言って体に入るわけではありません。
サプリメントも同様!!
まずは、肝臓の酵素で分解・合成が出来て始めて体に入ります。
しかしながら、酵素は人によって数が違います、だから栄養素が入りやすい人・入りずらい人の違いが出ます。
また、酵素は限りがあります、
なので糖尿病などの方は酵素の無駄遣いが多いので歳を重ねると打ち止めになりやすくなり、せっかくとった栄養素が便として排出なんてことも、
酵素は、一つに対して一つの働きしかしないので、無駄使いをしないようにしないといけません、
今は、大丈夫! では、いけません!
しっかりと分解・合成が出来る酵素を飲みましょう。