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糖を過剰に摂取した場合

 ブドウ糖がグリコーゲンとして貯蔵される場合は、肝臓と筋肉です。

しかし、肝臓と筋肉には、貯蔵できる限界があります。グリコーゲンとして貯蔵できる限界を超える量のブドウ糖を摂取した場合、余分なものは全て脂肪酸に変えられます。

 そして、中性脂肪を形成し、血中に放出されて脂肪細胞に運ばれます。

 肝臓で貯蔵されているブドウ糖は数時間分の燃焼として体内に蓄えられていますが、脂肪組織に蓄えられている脂肪は数週間分の燃料にもなります。

逆に食事が取れないと、脂肪を分解してエネルギーを作りだす事も出来ます。

 ブドウ糖が取り込めない状態になると、ブドウ糖からエネルギーを作りだす事ができなくなります。

 すると、蓄えられた脂肪を分解してエネルギーを取り出します。この脂肪の分解作用は、肝臓が中心になって働きます。エネルギーを取り出す為に脂肪の分解作用が、過剰に働くと、ケトン体と呼ばれる物質ができ、血液と、共に運ばれて燃料として使われるので、急激なダイエットや、肝臓でうまく糖を取り込めない糖尿病の方は、

血液中や尿中のケトン体が増加します。その為、尿検査でケトン体を測定することは

 肝臓機能を調べる上でも重要な検査の1つです。

 

 この様に人の体は(臓器も)エネルギーが必要で、貯蔵をして、寝ている時も生きています。

 また、私たちは生まれて来たときから、ずーと臓器は働いています。

 過剰になれば、過剰に働き、無駄使いになるという物ですね。

 全ての物は、働く限界があるので、食生活も考え、臓器の事も考え生活しましょう。