肝臓の働き 脂質代謝 悪くなるとケトン臭!?
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」~
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【肝臓について】
肝臓が500以上の化学反応を起こして、私たちの生命を支えてくれる重要な臓器で、生体の化学工場に例えられています。
日々黙々と休むことなく働き続け、多少無理をしても痛みなどの症状が出にくく、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
肝臓の働きについて
肝臓の働きは、大きく分けて{代謝・解毒・胆汁生産}の3つに分かれます。
①代謝
●脂質代謝
私たちが糖を過剰に摂取した場合どうなるか?
ブドウ糖がグリコーゲンとして貯蔵される場合は、肝臓と筋肉です。
しかし、肝臓と筋肉には貯蔵出来る限界があります。グリコーゲンとして貯蔵できる限界を超える量のブドウ糖を摂取した場合、余分なもの全て脂肪酸に変えられます。
そして、中性脂肪を形成し、血中に放出されて脂肪細胞に運ばれます。
肝臓で貯蔵されているブドウ糖は数時間分の燃料として体内に蓄えられていますが、
脂肪細胞に蓄えられている脂肪は数週間分の燃料になります。
逆に食事が取れないと、脂肪を分解してエネルギーを作りだすこともできます。
すると、蓄えられた脂肪を分解してエネルギーを取り出します。
この脂肪の分解作用は、肝臓が中心となって働きます。
エネルギーを取り出すために脂肪の分解作用が過剰に働くと、ケトン体と呼ばれる物質ができ、血液と共に全身に運ばれて燃料として使われるので、
急激なダイエットや、肝臓で上手く糖を取り込めない糖尿病の方は、血液中や尿中のケトン体が増加します。
そのため、尿検査でケトン体を測定する事は、肝臓の機能を調べる上でも重要な検査です。
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