人間が眠くなるのは、① 疲れを感じて眠くなる 「恒常性維持機構」B、睡眠負債の解消
健康管理士指導員の仕事をしています「1番は健康」です
~「健康管理をしていく上で体の構造や働きに対する知識を得て日頃から体の中で起こっている現象に対して意識を持つことが重要」~
素朴な疑問?
なぜ人は眠くなるのか?
人間が眠くなるのは、
① 疲れを感じて眠くなる 「恒常性維持機構」
② 夜になると眠くなる 「生体時計機構」
この2つが総合的に補い合って働くからです。
① 疲れを感じて眠くなる 「恒常性維持機構」
前回 A、睡眠物質の蓄積
今回は B、睡眠負債の解消
睡眠物質が蓄積された状態を睡眠負債と言います。
この睡眠負債は、眠る事でしか解消することが出来ず、睡眠負債が溜まった状態が続くと脳の働きが低下します。
睡眠が不足すると、その日の不足分がなくなることはなく、翌日に持ち越しになります。翌日も不足するとさらに次の日に持ち越しされるというように、日ごとに次々に不足分が加算されていきます。
例えば、8時間睡眠が必要な人の場合
その日3時間しか睡眠をとらなかった場合、1日で5時間の不足が出来てしまいます。
これを解消するためには、翌日13時間の睡眠をとらないと不足は解消されません。
しかし、そこまでの睡眠をとるのは難しいのが現状です。
睡眠負債が蓄積するほど脳は眠るように強く指令を出します。
それにより、仕事中や通勤中に居眠りをすることで脳は負債を解消を減らそうとします。
その結果、仕事でミスを起こしたり、勉強に集中できないなどや、交通事故を起こすなどの問題が発生することもよく聞きます。
自分では寝ているつもりでも脳は起きていることもあります、布団に入っている時間ではなく、深い眠りの事です。
いびきなどの無呼吸症候群も、深い眠りではありません。
睡眠負債を解消するためには、休日などに長めの睡眠をとる、仮眠をとるなどの方法で解消しましょう。
「寝溜め」をして、言わば睡眠の貯金のようなものを作ることはできませんが、休日に少し多めの睡眠をとることで睡眠負債を軽減する事は可能です。
しかし、睡眠リズムを崩さない程度の睡眠時間を心掛けることが必要です。
また、睡眠をあまり取れない日があるとわかっている時は、その前に少しの時間であっても仮眠をとることで眠気が和らいだり、疲労感が軽減されると言われています。
この様に「恒常性維持機能」が働くことによって睡眠が誘発されます。
しっかりと睡眠をとる為に、活性酸素など除去しましょう、「寝る子は育つ」、「ダイエット」にも、寝ている時にホルモンの分泌によって脂肪など分解されます。
「身体の修復も!」
~健康な体の進め~
体は、食事(口にする物)で作られています。
しかし、ここが落とし穴
食事などで得た栄養素は、口にしたからと言って体に入るわけではありません。
サプリメントも同様!!
まずは、肝臓の酵素で分解・合成が出来て始めて体に入ります。
しかしながら、酵素は人によって数が違います、だから栄養素が入りやすい人・入りずらい人の違いが出ます。
また、酵素は限りがあります、
なので糖尿病などの方は酵素の無駄遣いが多いので歳を重ねると打ち止めになりやすくなり、せっかくとった栄養素が便として排出なんてことも、
酵素は、一つに対して一つの働きしかしないので、無駄使いをしないようにしないといけません、
今は、大丈夫! では、いけません!
しっかりと分解・合成が出来る酵素を飲みましょう。